珈琲豆のローストについて
珈琲は焙煎(ロースト)がとても重要です。どんなに良い豆も、焙煎度合いによっては、その良さを活かすことが出来ません。
田原屋では、豆の種類や状態によって、ハイローストからフルシティローストまで焙煎度合いを調節し、最高の味を提供できるよう心がけています。
以下は標準的なローストの段階を判りやすい表にしてみました。
レベル 豆の状態 田原屋では
ライトロースト 甘い香りが出ますが、味は酸味のみで、他は殆ど感じられません。
シナモンロースト 豆の色がちょうどシナモン色くらいになります。強い酸味があります。
ミディアムロースト 一般的に市販されている豆は多くがこの状態です。苦味が出始めます。
ハイロースト 酸味、苦味、甘味のバランスがとれた焙煎度合いです。
シティーロースト
(ジャーマンロースト)
表面に油が浮き出る直前の焙煎です。酸味が後退し、苦味と甘味が強くなります。
シティはニューヨーク・シティを意味するそうです。
フルシティロースト 豆の表面に油分がにじみ出た状態。苦味とコクがあり、酸味が殆ど残りません。
フレンチロースト 全体に油分が回る深さ。苦味中心の味ですが、甘味も残ります。
ヨーロッパで多く愛好されている焙煎度合いです。
アイスコーヒー
イタリアンロースト 一番深いローストで、色は黒に近い褐色です。エスプレッソなどに適しています。